W-ZERO3[es]搭載Operaのフォントサイズを調整する
以前のエントリでも書きましたけど、私にとってのW-ZERO3[es]は京ぽんの代わり。なので、VGA液晶の解像度が十分活かせていないOperaは不満だ~!なわけです(笑)。この原因は、パソコンサイトをパソコンで見たときと比べて、全体的にフォントが大きめに表示され、また、その結果としてレイアウトも崩れてしまうことが挙げられます。
[es]搭載のOperaでは、[メニュー]→[ツール]→[設定]の画面から[最小フォントサイズ]の設定を変更してフォントサイズを変更することができますが、最小である「8」に設定しても十分小さくはなってくれません。また、この設定変更をしてもほとんど効果がないサイトもかなり多かったりします。表示倍率を変えるという手もありますが、京ぽん2のOperaほど拡大率変更後の再描画も早くないので、頻繁に倍率を変えるのは避けたいところ。
そこで、本体メモリの[マイ ポケットPC]→[Application Data]→[Opera]のディレクトリにある「Opera.ini」ファイルを修正して、拡大率100%表示はそのままに、VGA液晶の解像度を活かした細かい表示をさせてみようというのがこのエントリの趣旨です。まずは、今回の方法を実行するとどこまでフォントが小さくなるかを見て下さい。
![]() | ![]() |
Operaで公式サイトを表示。最小フォントサイズを16ドット(左)と8ドット(右)にしたときの比較。公式サイトのように、W-ZERO3向けに作り込まれたサイトは、最小フォントサイズの変更が効果的。
![]() | ![]() |
Operaでasahi.comを表示。最小フォントサイズを8ドット(左)にしても、フォントサイズは大きいまま。asahi.comのように、最小フォントサイズを変更してもほとんど効果がないサイトは意外に多い。そこでOpera.iniの修正後(右)なのだが、この方法を実施すると、ここまでフォントサイズを小さくすることができる。
●Opera.iniの修正
フォントサイズを変更するには、まず、[マイ ポケットPC]→[Application Data]→[Opera]のディレクトリにある「Opera.ini」ファイルをGSFinder等でメモリカードにコピー。同時に、ヘマしたときのことを考慮して、オリジナルのバックアップを取っておきます。次に、Opera.iniファイルを文字コード:UTF-8に対応したエディタで開きます。私は秀丸エディタで編集していますが、Windows XP/2000なら「メモ帳」でもOK。
修正箇所は、[Font.Normal]のHeightの値。
---Opera.iniの該当箇所引用---
[Font.Normal]
Charset=0
Height=-20
FaceName=MS Pゴシック
---引用終わり----------------
例えば、Heightの行を「Height=-14」とか「Height=-10」にして上書き保存。これを[マイ ポケットPC]→[Application Data]→[Opera]のディレクトリに上書きコピーしてOperaを起動すると、サイトのフォントサイズが全体的に小さくなります。ただし、このままでは、冒頭で述べた「最小フォントサイズ」の変更が有効なサイトでフォントが小さくなりすぎるので、最小フォントサイズを適宜[10]とか[12]とかに変更して調節する必要があります。このように設定すると、小さくなりすぎた部分が最小フォントサイズで指定したサイズよりは小さくならないので、文字がつぶれて読めなくなる箇所がなくなります。なお、この値はOpera.iniファイルを修正することでも変更でき、[User Prefs]の「Minimum Font Size」の値を同様の値に修正するのでもOK。
[Font.Normal]のHeightの値が決まったら、[Font.Form.Button]、[Font.Form.Text]、[Font.Form.Input]のHeightの値も、[Font.Normal]に準じて小さくしておきます。これらは順に、フォームのボタン、フォームのTextarea欄、フォームのInput欄のフォントサイズの設定項目です。これ以外に[Font.PRE]、[Font.H1]等の設定項目もありますが、どうもこれらを変更しても効果がないように思うので、とりあえずこれらの項目は放っておきます。
以下、各サイトの表示例ですが、左がデフォルトの状態で最小フォントサイズを「8」にしただけ、右がOpera.iniで[Font.Normal]のHeight値を「10」、最小フォントサイズを「12」にしたものです(画像をクリックで等倍画像を別ウィンドウ表示)。asahi.comやnikkansports.comなどはかなり効果的で、ここまで閲覧性が向上すればW-ZERO3[es]でもアクセスしようという気にさせてくれるのではないでしょうか。
●Opera起動時のデフォルトページ
![]() | ![]() |
●W-SIM公式サイト
![]() | ![]() |
●memn0ck.comの最上部
![]() | ![]() |
●memn0ck.comの記事部分
![]() | ![]() |
●asahi.comのトップページ
![]() | ![]() |
●nikkansports.comのトップページ
![]() | ![]() |
●nikkansports.comの記事リスト
![]() | ![]() |
●Yahoo! Japan
![]() | ![]() |
●どんなサイトのフォントも絶対小さくする!
フォントが小さくなったところで気分良くブラウジングしていると、いくつかのサイトの表示フォントが大きなままであることが発覚しました。対策を施すまでに確認されたのは、Impress BroadbandWatchの左サイドバー、Nikkei デジタルArenaのmemn0ckさんの特集、サハロフの秋葉原レポートの価格比較表示部分などなど。
ソースを確認して個別に対策することも考えられますが、この際個別対応は面倒くさいので(笑)、フォントサイズの大きい側を制限するという方法で、最小限の手間でデカいフォントをすべて強制的に小さくすることにします。
Opera.iniファイルをエディタで開き、[User Prefs]に次の1行を追加。
---Opera.iniの該当箇所引用---
[User Prefs]
Maximum Font Size=14
---引用終わり----------------
「Maximum Font Size=」の設定項目を新たに追加することで、指定サイズより大きな文字は、強制的にこの値のサイズまで小さくなります。この値は、上記では「14」としましたが、これだと見出し部分等のフォントサイズがさらに小さくなってしまうので、「16」程度にするのも良いかもしれません。まぁ、このあたりは好みの問題だと思います。
と、まぁ、こんな感じで、目の悪い人に勧めるつもりはまったくありませんけど、VGA液晶を活かした細かい表示をさせたい人は試してみるとイイかもしれませんね。私はこれで、Operaの利用頻度がかなりアップしました(笑)。
ちなみに、PCモードを搭載していないので、どこまで満足できるかわかりませんが、初代W-ZERO3(WS003SH/WS004SH)のOpera 8.60でもこの方法でフォントサイズが小さくなることは確認済です。初代だと液晶も大きいので、もっと小さなフォントサイズの設定でも耐えられるかもしれませんね。
2006 08 18 [携帯電話・PHS] | 固定リンク
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/43005/11492211
この記事へのトラックバック一覧です: W-ZERO3[es]搭載Operaのフォントサイズを調整する:
» Operaのフォント from たじろぐ
W31Tのフルブラウザだって実はOperaだったのに、どうして[es]のOperaの表示はあんななのか! と思っていたら、いじれるのですね。やっぱり。http://smart-pda.net/useful7+index.id+5.htmから、せっかくSHG30-Pフォントをダウンロードして表示させているのにOperaだけ...... 続きを読む
受信: Sep 24, 2006 9:23:14 PM




















