【WPC 2005メモ】MOOCS関連

 本日(2005/10/31)より@niftyが提供する音楽配信サービスの「MOOCS(ムークス)」。iTMSやMoraに対して大きく後発とは言え、ファイル形式には最近携帯電話に対応機種を増やしているSD-Audio AAC形式を採用。SDカードを媒体として利用するため、パソコンでダウンロードした音楽をSD-Audio AAC対応のケータイやPanasoni製のSD-Audioプレイヤー、SDコンポ等で使い回したりできるのがポイントである。

 このシステムなら、将来的にはケータイで直にダウンロードした楽曲をプレイヤー、コンポ、パソコンでも使い回しできそうであることから、iTMSの力をもってしても150円の壁を破ることができなかった『楽曲の値段の高さ』を希釈できる点で、国内における音楽配信の大穴になる可能性すらある。

 また、iTMSでの明らかな欠点である、非パソコンとの連携環境の構築は逆にこちらが先行しているので、いわゆるライトユーザ(非パソコン、ケータイユーザ)を取り込みやすい点も実は侮れない。

 WPCではMOOCSの「お試しコーナー」こそ存在しなかったが、2つのブースでいろいろと気になる話が伺えた。

○松下電器産業
・SD-Audio
 先日発表したSD-Audioプレイヤーの新機種「SV-SD750V」「SV-SD700」、SDミニコンポの「D-dock」を試せる状態で展示。詳しそうだった説明員の方がいらしてのでMOOCSについていろいろと聞いてみたが、『MOOKSで配布されるソフトはSD-Jukebox 5.0LEベースで、機能的な制限事項はほとんどかけていない』とのことだった。つまり、『オーディオCDからのリッピングによるSD-Audio AACでの録音』や『iTunes等で録音したMP3ファイルをインポートしてSecure MP3としてSDカードに記録』することができるらしい。

 このソフトは無償で配布されるのは既出。基本的にはMOOCSで音楽を購入してケータイに転送する人に向けたソフトだが、音楽配信は使わずとも、ケータイにSD-Jukeboxが付属しない機種(VodafoneのSH各機種など)のユーザにこそありがたいソフトになるっぽい。

 また、SDへの転送を高速化した新バージョンを準備中。これは既存ユーザに対しては無償(アップデータ提供?)になるっぽいとのことだった。

○富士通
・MOOCS
 『MOOCS』の紹介コーナーが用意されていたが、無償提供予定のMOOCS PLAYERなどがセットアップされたパソコンはなく、スクリーンショットを見せるだけにとどめていた。楽曲数は現時点でMoraより少なく、邦楽中心とのこと。

【ご参考】現時点でSD-Audio AAC形式に対応するケータイは以下の13機種。
・DoCoMo
 SH902i、P902i、P901iS、P701iD
・au
 W33SA、W32SA、W31SAII、W31SA、W32H
・vodafone
 903SH、703SH、703SHf、604SH、V801SA

2005 10 31 [街レポ] | 固定リンク

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