Image Converter 2 Plusの変換速度-指標取り

 先週公開された、PSPのファームウェアVer.2.00バージョンでは、新たに再生できる動画形式として、MPEG4 AVCに対応。同日には、MPEG4 AVC形式への変換に対応したWindows用変換ソフト「Image Converter 2 Plus」も公開された。

 前バージョンのImage Converter 2.1では、自分の環境での変換速度と、ヘルプにある情報にて、おおよそ変換する動画の実時間でコンバートできるものと思っていたが、転送時にメモリースティックを挿入したカードリーダーの違いや、変換のみを行った場合などで、環境により大きく変換速度が異なることに気づいた。まぁ、ソフトエンコードなので、基本的にはCPU性能に大きく依存するのは当たり前なのだが...というわけで、同じ映像ソースを用いてちょっと前から異なる環境でのデータ取りを行っていた。

 まぁ、これらのデータはもうちょっと整理してから出そうと思うが、「Image Converter 2 Plus」で変換したときのいくつか指標になるデータをちょっとだけ以下に示す。ソースは、ELSA EX-VISION 1500TVで録画(MPEG2 720x480、VBR:6~8Mbps)した動画で、CMカットして20分21秒20分29秒の長さに編集したもの。変換に要した時間は、メモリースティックへの転送時間を含まない『事前変換』のみの数値である。

■測定マシン
(1)Shuttle SB86i(Intel 915G+ICH6R)/ Pentium 4 530J / 1GBx2 / WinXP Pro SP2
(2)Shuttle SS56Gv3(SiS661FX/963L)/ Pentium 4 3.2C / 512MBx2 / WinXP Home SP2
(3)Shuttle SS56Gv3(SiS661FX/963L)/ Celeron 2.4GHz / 512MBx2 / WinXP Home SP2
(4)Shuttle ST20G5(ATI RADEON XPRESS 200+ULi M1573)/ Athlon64 3000+(Venice) / 256MBx2 / WinXP Home SP2
(5)Shuttle SN95G5v3(NVIDIA nForce3 250GB)/ Athlon64 3000+(Venice) / 1GBx2 / WinXP Home SP2
(6)Shuttle SN25P(NVIDIA nForce4)/ Athlon64X2 3800+ / 512MBx2 / WinXP Home SP2
(7)Shuttle SN25P(NVIDIA nForce4)/ Athlon64X2 4200+ / 512MBx2 / WinXP Home SP2
(8)ASUS A8N SLI Premium(NVIDIA nForce4 SLI)/ Athlon64 4000+ / 1GBx2 / WinXP Home SP2
(9)ASUS A8N SLI Premium(NVIDIA nForce4 SLI)/ Athlon64X2 3800+ / 512MBx2 / WinXP Home SP2
(10)ASUS A8N SLI Premium(NVIDIA nForce4 SLI)/ Athlon64X2 4400+ / 1GBx2 / WinXP Home SP2
(11)AOpen i855GMEm-LFS Rev.1(Intel 855GME+ICH4-M)/ Pentium M 725 / 512MBx2 / WinXP Pro SP2

■変換形式
(A)MPEG4 AVC 768kbps(4:3)
(B)MPEG4 MP4 768kbps

 (A)(B)
(1)14分09秒10分55秒
(2)17分03秒12分43秒
(3)54分13秒24分49秒
(4)21分36秒14分56秒
(5)20分31秒14分10秒
(6)10分19秒10分43秒
(7)9分45秒10分18秒
(8)15分21秒10分42秒
(9)10分52秒11分10秒
(10)10分02秒10分15秒
(11)23分20秒16分58秒

 Shuttleはすべてキューブ型ベアボーン。(1)~(5)は、今なら割とよくある廉価な構成だと思うけど、それでもソースの実時間を大きく上回るほど変換に時間は要さない。また、MP4に比べてAVCは、4~6割増しの変換時間を要する。CPUがCeleronでなければ、ソースの実時間を大きく上回るほど変換時間はかからない。しかし、CPUがCeleronだとちょっとお話にならない。あきらめてMP4形式で我慢するか、可能ならCPUをPentium 4にアップするか、いっそ本体を買い換えるか...てか、Pen4 530Jでそこそこなんだから、1台廉価に組んじゃった方が良いかな。

 また、Image Converter 2.1のデータはもっと多種多様な構成で測定したデータがあるのだが、それらと比べて気づいたことは、同じMPEG4 MP4形式(768kbps)で変換すると、Image Converter 2 Plusで変換するよりImage Converter 2.1で変換したほうが10%ほど早く完了すること。また、測定した中ではもっとも低性能だったShuttle SS56G / Celeron 2.4GHzクラスで、IC2.1にてMPEG4 MP4に変換させても21分56秒。ここから推測されるMPEG4 AVC 768kbpsの変換予想時間は34~35分程度。それでも、実時間の2倍はかからない。ちなみに、もっとも高性能だったASUS A8V Deluxe / Athlon64x2 4600+では、IC2.1にてMPEG4 MP4に変換させると9分23秒。

※後日、このページにもいくつかデータを足す予定です。AC駆動時のLet's noteとか。

2005 08 03 [PSP] | 固定リンク

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