走行中のネット接続も実現! つくばエクスプレスの無線LANサービス

つくばエクスプレス列車内・駅構内での無線LAN利用環境の整備について(つくばエクスプレス公式PDFNTT-BP

 駅のスポット化について真新しさはないが、最高時速130kmで走行中の電車内でもインターネットに接続できるというのは斬新で、魅力的なポイントだ。無線LANの場合、移動(特に高速な)によるアクセスポイントの切り替えにいろいろな問題があるわけだが、つくばエクスプレスでは、駅プラットホームの両端に狭指向性のハイゲインアンテナを設置、先頭/最後尾車両に搭載したアンテナで受信することで、駅両端1kmでも通信可能とした。さらに、モバイルIPに対応したクライアント機材を電車に設置して、その下流にさらにアクセスポイントを設置することで、車内ではクライアント端末に依存しない(多くの機器で利用可能)、途切れない接続環境を実現している。

 実のところ、この後半部分のモバイルIPの使い方に関するアイデアは、MISのGenuineが頓挫した頃に仙台方面の某A氏と雑談ながら話したことがあるんだけど、指向性アンテナで駅両端をカバーっていうのは、ちょっと思いつかなかったなぁ...まぁ、この手法は、つくばエクスプレスの路線形が『限りなく直線に近い』からこそ実現できたわけで、既存の鉄道のように適度に左右にカーブがあるような「クネクネ」した線形の路線には使えない。

 とはいえ、比較的直線部分の多い新幹線(当然中継局は必要だが..)や、JR中央線の東中野~立川のように、直線的な線形の路線は他にもいくつかある。恐らく、それほどコストもかからないと思うので、ライバルに対しては「競争本能むき出し」になることが多々ある、JR東日本の対抗意識に期待したいところだ。

2005 07 16 [無線乱斬] | 固定リンク

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