Nero Recode 2のPSP対応メモリースティックビデオ形式出力機能を試す

 ちょっと話題が断片的になりつつあるけど、こちらの話題から。

 昨日リリースが出された「Nero Recode 2がメモリースティックビデオ形式に対応」した件について、期間限定で全機能が使えるトライアル版がダウンロードできるので、早速試してみることにした。

 まずはじめに、トライアル版をダウンロードする必要があるわけだが、このトライアル版のインストーラーは製品版のアップデータも兼ねている。で、自宅のデスクトップ機にはHMP-A1ユーザ向けに無償配布されたOEM版Nero Recode 2がインストールされていたからか、デモ版のインストールとはならず、アップデータとして機能してしまった。OEM版はこのアップデータではアップデートはできないので、当然「メモリースティックビデオ形式への出力機能」を試すことはできない。

 気を取り直して、OEM版のNero Recode 2をアンインストールしてから再度試みるも、今度はトライアル版に含まれる他のソフトはインストールされたが、Nero Recode 2のトライアル版だけがインストールされない。どうやら、一度でもOEM版のNero Recode 2がインストールされた環境だと、トライアル版はうまく入ってくれないのかもしれない(この件は深くは追求していないが...)。ということで、今まで使っていたImage Converter 2と同じ尺度では比較できないが、その辺にあった検証機で試してみることにした。

 Nero Recode 2は、本来は2層のDVDビデオを圧縮して1層DVDメディアにコピーするなどの目的で使われる、いわゆるDVDコピーソフトに分類されるソフト。また、DVDビデオやMPEG2等のビデオファイルを入力元として、MPEG4(NeroではNero Digital形式と呼んでいる)などの他形式のビデオファイルにトランスコードする機能も併せ持つ。CSSのかかっていないDVDビデオなら、DVDディスクから直接インポートしてメモリースティックビデオ形式に出力できる点がImage Converter 2にはない魅力。

 今回は、パソコンでキャプチャしたMPEG2をTMPGEnc DVD Auther 1.5でDVDに焼いたもの(映像:6~8Mbps、音声:AC3、約88分、変換前容量:4GB、変換後:563MB)から直接メモリースティックビデオ形式へと出力した。細かい設定はデフォルトのまま(1パス)で、出力品質は768kbps。出力先はPSPを接続していないのでHDD上。

 結果として驚かされたのは、その変換速度。Pentium 4 2.53MHz(non-HT)クラスだと、Image Converter 2ではおよそ実時間程度の変換時間を要したのに対し、Nero Recode 2では以下の時間で変換が終了した。

(1)Shuttle Cube SN95G5 v.2.0(Athlon64 3500+/1GB Memory) 30分51秒
(2)Shuttle Cube SS56G v3.0(Celeron 2.4GHz/256MB Memory) 60分6秒

 Celeron 2.4GHzな(2)のマシンでさえ、そこそこ転送速度は速く、CPUパワーのある(1)のマシンでは、実時間の3分の1で変換が終了。スピードを優先したいなら、Nero Recode 2という選択肢は悪くない感じである。

 ただ、サードパーティ製の変換ソフトがポツポツとPSP対応のメモリースティックビデオ形式への出力に対応しはじめていることを考えると、ペガシスのTMPGEnc 3.0 XPressやカノープスのX-TransCoderやPremium Packなど、本命が対応するのも時間の問題という気もする。基本的に「待ち」の状況だと思うが、高速な変換速度を考えれば、Nero Recode 2が一歩リードしたような気がしないでもない。あとは、日常的なポータブルビデオライフに欠かせない、録画→PSP形式変換の自動変換環境を、どこが早く実現できるかによってどれを選ぶべきかが決まってくるだろう。

2005 04 21 [PSP] | 固定リンク

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