Mzone[その3]MACアドレス認証の廃止で、複数端末の手軽な使い分けがやっと実現!

 NTTドコモが提供するMzoneは、東京メトロ地下鉄ほぼ全駅、都内のケンタッキーフライドチキン、ウェンディーズを中心としたファーストフード店、ホテルロビー、イベントスペースなど、ローミングを使わずとも異なるジャンルのスポットで利用できるのが魅力である。しかし、座る場所のほとんどない地下鉄駅では立ったままでも使えるPDAで、カフェやホテル等など座れる場所ではノートパソコンでといった『複数端末での使い分け』が、『MACアドレス認証』のおかげで実現しづらいことは[その1]で指摘した。

 そのMACアドレス認証が、本日2005年2月23日以降廃止されるとのアナウンスがあった。従来は、PDAとパソコンを使い分けるたびにMzone申し込みサイトからMACアドレスの登録情報を修正しなければならなかったが、本日よりその面倒な手続きが必要なくなり、手軽にPDAとノートパソコンを使い分けることが可能になったわけだ。

 ふだん、Mzoneは月額プランで利用している私としても、このMACアドレス認証廃止は大歓迎だ。MACアドレス情報を修正するために、無線LANが使えるスポットエリア内でわざわざAIR-EDGEで接続していたわけだから、最近はMzoneはノートパソコン専用に成り下がっていた。そんなわけで、ユーザの観点からすれば、実にありがたい方針変更である。

 ただ、ちょっと気になったのは、インプレスのBroadband WatchケータイWatchの記事の書き方。前者の記事を一部引用すると

2月23日からはIEEE 802.1X認証を新たに採用するため、Mzoneの専用ユーティリティやWindows XPのIEEE 802.1X機能などを利用してMzoneにログインすることになる。

のように書かれている。この書き方だと、まるで従来のウェブブラウザによるID/パスワード認証まで廃止され、IEEE802.1X認証でしかログインできないように読みとれないだろうか? それでは、現在、IEEE802.1X認証に対応していないPDAでは、今日からMzoneにログインできないということになってしまう。

 結論から言えば、IEEE802.1X認証は利用せずに、Mzoneのアクセスポイントに接続可能だ。アクセスポイントに接続した上で、ウェブブラウザによるID/パスワード認証も引き続き利用できる(Mzone技術サポートセンタに確認済み)。だから、今までMzoneで使えたPDAは従来通りの方法で使えるし、パソコンでは必ずIEEE802.1X認証を使わなければならないと言うこともない。それに、なにもMzoneのIEEE802.1X認証への対応は、本日から新たに採用されたわけではなく、今までも利用することはできた。

 だから、今日あった出来事を正確に書くとすれば、『MzoneのMACアドレス認証が廃止された』だけである。

2005 02 23 [無線乱斬] | 固定リンク

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