【特集】パソコンをBluetooth LANアクセスポイントに(8)LAN側が有効でなくても、Bluetooth LAN HotSyncに支障なし!

 Bluetooth LANアクセスポイントとして設定したパソコンに対しては、SerialPort Profile(SPP)を用いたBluetooth HotSyncと、LAN Access Profile(LAP)を用いたBluetooth LAN HotSyncの2通りの方法でHotSyncができる。この2つを区別する意味で、今後はSPPを用いた場合は単に『Bluetooth HotSync』、LANを用いた場合は『Bluetooth LAN HotSync』と呼ぶことにしたい。この2つの方法は、『Bluetooth経由のHotSync』という意味では同じだが、その仕組みはまったく異なる。

 基本的に、LAPを利用したBluetooth LAN HotSyncの方が優位(詳しくは次回以降に譲るが、COMポートの設定、パフォーマンスなど)であると思うのだが、デメリットが全くないとは言い切れない。その一つとして、SPPを用いた通常のBluetooth HotSyncは、パソコンとPalm OSマシンがシリアル接続されるのでどんな状況でも環境に依存することなくHotSyncが可能なのに対して、LAPを用いたBluetooth LAN HotSyncは、パソコンがLANに接続されていないオフラインの状態でも使えるのか?といった点が気になりはする。そこで、実際に確認してみた。

 確認したのは、無線LANをLAN側に、Bluetooth NetworkをPAN側にしてインターネット接続共有(ICS)した場合について、以下のような状況でPalm OSマシンからBluetooth LAN HotSyncができるかどうかをチェックした。

・ワイヤレスネットワーク接続を無効にした場合
・ワイヤレスネットワーク接続は有効で、近くにアクセスポイントがない場合

 結論から言うと、どちらの環境でも、Bluetooth LAN HotSyncは問題なく実行できた。今まであまり深く考えたことはないが、つまるところ、ICS機能は上流のLAN側回線が使えない状況でも、下流のパーソナルエリアネットワーク側のDHCPは機能するということなのだろう。

 ということで、ノートパソコンのように携帯して、使用中はインターネットに常時接続するとは限らない機種でも、Bluetooth LANアクセスポイントとして設定する意味はありそうだ。

2005 02 20 [Bluetooth] | 固定リンク

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