【特集】パソコンをBluetooth LANアクセスポイントに(7)LANアクセスポイント環境下でのBluetooth HotSync

 はじめにまず訂正を。【特集】パソコンをBluetooth LANアクセスポイントに(6)では、LANアクセスポイント環境下でSerial Port Profile(SPP)を用いた通常のHotSyncができなくなると書いたが、これは間違いだった。

 環境設定→接続パネルにて接続先を『PC』とした場合、環境設定→ネットワークパネルから接続させると確かに書いたとおりに『LAN ACCESS Profile(LAP)』で接続したことになってしまうのだが、HotSyncアプリから通常のBluetooth HotSyncをさせると、ちゃんとSPPで接続される。これで問題ないなら、恐らく、ケータイ内のメモリ編集ソフトを使う場合も特に問題ないと予想される。ということで、お詫びして訂正したい。どうもお騒がせしました_(..)_

 さて、その【特集】パソコンをBluetooth LANアクセスポイントに(6)で予告したように、パソコンをBluetooth LANアクセスポイントとしてセットアップしているときは、通常のSPPを利用したBluetooth HotSyncとは別のやり方でもHotSyncすることができる。それは、ネットワークHotSyncを使った方法だ。

 パソコンをBluetooth LANアクセスポイントにするには、Windows XPのインターネット接続共有(ICS)機能を利用する。このICS機能は、パソコンのインターネット回線側であるLANとBluetooth Networkアダプタ側であるパーソナルエリアネットワーク(PAN)をルーティングする機能である。つまり、パソコンがルータとして機能していると考えるとわかりやすい。

 このとき、パソコンのPAN側のIPアドレスは『192.168.0.1』となり、Bluetoothアクセスポイントに接続したクライアントマシンは、ICSのDHCP機能により自動的に『192.168.0.x』(xは任意)なIPアドレスが割り当てられる。だから、クライアントのPalm OSマシンで、プライマリパソコンのアドレスを『192.168.0.1』としてネットワークHotSyncの設定をすれば、Bluetooth LANアクセスポイントの環境を構築したパソコンとHotSyncできるというわけだ。

 以下に、クリエUX50での設定例を示す。

bt_lap05-1 HotSyncアプリでは、『モデム』を選択。接続先には、Bluetooth LANアクセスポイントへの接続設定(ここでは、『1100N4 BT-LAN』)を指定する。

bt_lap05-2 メニュー→オプションから『モデムHotSyncの設定』を選択。この画面では『ネットワーク』を選択する。

bt_lap05-3 次に、メニュー→オプションから『LANSyncの設定』を選択。この画面では、『LANSync』を選択する。

bt_lap05-4 メニュー→オプションから『プライマリパソコンの設定』を選択。この画面では、プライマリパソコン名を空欄に、プライマリパソコンのアドレスを『192.168.0.1』、サブネットマスクを空欄にする。

 このような設定を施してから、HotSyncアプリでHotSyncをスタートすれば、Bluetooth LANアクセスポイントとして設定したパソコンとHotSyncできる。ただ、この設定だとHotSync終了後に自動的にプライマリパソコン名が入力され、以後、そのままではHotSyncできなくなるので、プライマリパソコン名に『!!』(1byteのエクストラメーションマーク2つ)を入力するといい。

 ただ、この設定だと今度は複数のパソコンとネットワークHotSyncをさせたときに、パソコンの方に警告ダイアログが出てくるので、私は今関氏SyncChgを使って、複数の同期先を登録してHotSync先を使いわけている。これだと『!!』を入れる必要もなく、警告ダイアログが出てくることもないので、ネットワークHoySyncをするときには欠かせないソフトだと言えるだろう。

bt_lap05-5bt_lap05-6

2005 02 20 [Bluetooth] | 固定リンク

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